北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2017年 睦月 00059

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
新春を迎え、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
また、日頃から「北海道天然水・新水いぶき」をご愛飲賜っておりますこと、心から御礼申上げます。

改正されたミネラルウォーター類の規格基準が昨年一月から適用されておりますが、中でも、ミネラルウォーター類として使用する水は、『殺菌・除菌なし』の水と、『殺菌・除菌あり』の水の2区分に分類されております。
『殺菌・除菌なし』の水とは、殺菌も除菌も行っていない自然の水そのものであり、食品の国際規格(コーデックス規格)の「ナチュラルミルラルウォーター」です。
また、その水の安全性については、コーデックス委員会で定められた規格を準拠した国内基準による源泉の衛生管理も含めた厳しい製造基準が定められています。
それらの基準の全てをクリアしなければ『殺菌・除菌なし』の水として認められません。
幣社の「北海道天然水・新水いぶき」は、国内で製造されているミネラルウォーターでは唯一、行政当局より認められた『殺菌・除菌なし』のミネラルウォーターの水として皆様方にお届けさせて戴いております。

本年も「自然であるがままの美味しい水」をお届け出来ますよう、衛生管理・安全管理にも万全を期して製造してまいります。
なにとぞ、今後共、「北海道天然水 新水いぶき」をご愛飲賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成29年 元旦
北海道良水株式会社 代表取締役 新藤 大次郎

「道産食材」に着目する道産子シェフ

ご存知のように北海道の増毛町生まれでフランス料理界を代表する三国清三さん、その方の講演が11月末に札幌でありました。
会場は満員状態。講演は自らの生い立ちを語りながら、地産地消のススメを実践してきていることなどを紹介されていました。熱い口調で、そしてユーモアという美味しいソースをかけながらの体験談入り北海道への提言でした。
誰も言ってくれなかったから自分で「世界の三国」と言うようにしてきたのです、と自虐的なお話もありました。が、聴き手の皆さんは、三国さんがフランス政府から非常に立派な勲章を受けている実績を知らされていたので、素直に感心しながら聞き入っていたようです。

「道産子」向けへのリップ・サービスという以上に「食の王国」の可能性を故郷に見出そうと、北海道観光大使を務めているからだけではない気持ちは、講演されている三国シェフの表情に表れていました。
知人の有難いお誘いもあって参加したシンポジウムでしたが、ほぼ最前列でしたので、演台の遠くで言葉だけを耳にするのとは違った印象を得たものでした。

個人的な記憶を辿ると、三国さんが札幌に来られると立ち寄る三国さんの旧友(U氏)が経営する店があり、そこで何度かお目にかかったものです。そこは目立たないことを最優先にしているような良い店です。そのU氏から聞き及んでいた三国さんのことと、今回の講演内容を通じて三国さんが長くU氏と交流されてきている背景に「友情」という回路を大切にされていることを発見したものでした。

三国さんは子供の頃、増毛で食べていたホヤを通じて「甘い、酸っぱい、しょっぱい、苦い」の味覚を鍛えられた……と話されていました。
「新水いぶき」を通じても“味覚”は鍛えられる、というか正常な感覚を獲得できるように思える、と三国さんの講演を聞いた後に思ったものでした。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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