北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2015年 神無月 00044

「水」がよろしい
K.I(帯広市)

「健康カプセル」(8月9日(日)=TBSテレビ・7:00~7:30)という番組がありました。この日の話題は「脳梗塞」。ミスター・マリノスと言われ、サッカー日本代表だったこともある木村和司(かずし)さんが体験者として登場。番組では、順天堂大学付属病院の卜部医師が、夏の脳梗塞を防ぐために「水分補給」を提案。ただし、「お茶」や「コーヒー」は、利尿作用があるので「水」がよろしい……ということでした。 その番組の後、「飲みものの危険度調べました」(渡辺雄二著・三才ブックス・2014年2月刊)というムック本(雑誌と書籍をあわせた性格をもつ)が目に留まりました。いささか挑発的な書名ですが、市場にあふれている「飲料」をチェックして、「不可」「可」「良」「優」の4段階評価しています。その評価の基準は

危険性の高い添加物が使われている。⇒多くの添加物が使用され、胃や腸などに悪影響を及ぼす可能性がある。
複数の添加物が使用されている。⇒具体的に何が含まれているのか分からない添加物が使用されている。
添加物を不使用。⇒安全性の高い添加物が1~3品目程度使われている。「良」に該当するもので、さらに有機の原材料を使うなど品質の点で優れているもの。 そしてミネラルウオーターの頁(60~63)に進むと、外国産(可が2、良が1)と国産(良が3)に分けられて、それぞれ3種類が写真と解説文付で評価されていました。
さらに解説文をじっくりと読みますと、「外国産」のところのリード文では「……なお、フランスには古くからいくつかの名水があり、それらが殺菌も除菌もされずにそのままボトリングされ、日本に運ばれてきています」とあります。
また、「国産」のところでは、「国産のミネラルウォーターは、殺菌または除菌処理が行われています。……」の説明です。

今年(2015年)2月に出版された三好基晴医師の「『健康食』ウソだらけ」(祥伝社黄金文庫)の231頁には「外国産の中には無処理のミネラルウォーターがありますが、国産では北海道良水の『新水いぶき』しかありません。」と明言されています。


「現在、世界一のレストラン noma」

世界一のレストラン「noma」が、今年、期間限定で日本に出店した際に使用した水が、先方からのご指名で「新水いぶき」だったことは、以前にもこの通信でご紹介させてもらいました。
その「noma」を紹介する社会科学系の新著があります。社会政策を世界規模(歴史&地理)で論じる本ですので、最初に目にした時には驚きました。曰く、

……現在、世界一のレストランと呼ばれている「noma」はデンマークで誕生したものである。(略)いわゆる北欧食であり、地元の素材を使って地元の味つけをした気取らない庶民的な料理で人気を博している。和食の国際化を考えるときに、大変参考になる事例かもしれない。……

「新・観光立国論 モノづくり国家を越えて」(NHK出版・2015年6月刊)の43頁にありました。著者は、北海道出身の寺島実郎氏と一般財団法人日本総合研究所。
国民経済の豊かさの指標である1人あたりのGDPを「ドル建てベースで見ると、2014年には日本は香港にも抜かれ、アジアのなかで4位になった」(11頁)と、かつてアジアの先頭を走っていた日本の現状を正視。次の世代への責務を果たそうとする提言本です。新時代の日本を考える時のキーワードに「新水いぶき」「ノーマ」が登場してくるのでは? と思ったものです。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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