北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2022年 皐月 00123

同じ生年月日、それも縁でしょうか?
T.Y(東京都在住)


「新水いぶき」を小さめの水筒に注いで、通勤カバンに入れてから出勤する日々です。
カバンには折り畳み傘や、ティッシュペーパーも入っていますが、この数年は「マスク」も数枚、という状況です。

仕事を終えて、そのカバンを手にして自宅に戻る際、時間帯によっては、そして気が向いたら、時には街中の書店に立ち寄ることがあります。
先日、書店のカウンター横に置かれていたフリーペーパーに目がとまりました。
新潮社というところから発行されている『波』という薄い雑誌でした。
店員さんの了解を得て手にしましたところ、「特別寄稿」という4文字が目に留まりました。
執筆されたのは、五木寛之さんという有名な方でしたが、今年、亡くなられた石原慎太郎さんを偲ぶものでした。

どちらも有名な方ですが、お二人の生年月日が同じとは全く知りませんでした。
お二人とも昭和7年9月30日の生まれ。

五木さんの記述に教えられた次第です。
昭和7年、西暦で言えば1932年。90年前ですね。
お二人が初めてお会いした頃は、石原さんが『太陽の季節』で芥川賞を受賞(1956年)などで慎太郎ブームの時代だったそうです。

一方の五木さんは
「私は食うや食わずの極貧生活を送っていた。
仕事にあぶれた雨の日には、京成電車に乗って製薬会社に売血にいき、200ccをダブルで抜いて数日をしのぐといった生活だった。」

と書かれていました。
お二人の20代前半の生活ぶりは、対極とも言える落差ぶりだったようです。

その五木さん
 「人は、わずかな格差に嫉妬や羨望を感じるもので、極端に離れてしまえば比較の対象にはならないものである。」
とも、書かれていました。

そこで、です。
私が毎日、小さな水筒に「新水いぶき」を入れて、職場に持参している姿も周囲の同僚には、自然に見てもらえているのだろうなあ!と思います。
もちろん、自販機で購入してきたコマーシャルでも良く目にする飲料水を自慢げに愛飲している同僚も少なくありません。
そんな時は、世間話のきっかけになる事を期待しているかのような口ぶりが耳を通して感じることもありますけれど。

当方としては、それを目にしても、耳にしても全くうらやましいとは思いませんが、そのことを言ったりするのは、控えております。
それは「自然水」の慎み深いパワーが、自然に身についている為だろう?と思ったりしています。
職場の環境、人員構成などが醸し出す空気感にもよるでしょうけれど、そうした人たちに「新水いぶき」を飲んできている事を羨ましい!と思われるようになる時もいずれやって来るかも知れません。

だって、「新水いぶき」の見事さは、科学的にも証明されている品質の良さなど、「さっぽろ食の安全・安心推進協定」からも確認できることでありますからね。唐突かも知れませんでしたが、何か五木さんの文章にヒント?をもらったおかげで「新水いぶき」にまつわる感想をお送りさせてもらいました。

五木さんの「売血」体験のオハナシは、大変な時代に生きて来られた方と知る機会にもなりましたが、今の時代も世界は激動の中にあるだけに、冷静に明るい時代を「新水いぶき」を飲みつつイメージしたいですね!

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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